下灘駅はもちろん大好きだが、この鎧駅も好きだ。
兵庫県の城崎温泉から車で1時間ほどのところにある日本海の入り江に面した駅。物悲しく、しかし山陰本線の歴史をそのままに残すその趣を写真で伝えるのは難しく、なかなかうまく撮れない駅、でもある。
たとえば、「今夜7時、鎧駅で。」みたいなセリフがズボっとハマるシチュエーションが人生に1回でもあれば幸せやなぁ・・・と思うこともあるが、それはやはり「自分は小説家ではない」という理由で半ばあきらめている。
ああ、鎧駅が似合う男になりたい。
| 2012.01.31 Tuesday | 音羽屋的鉄道 | comments(0) |